第4回三井ゴールデン匠賞
奈良時代以前にまで遡る伊賀くみひも。組紐制作に使用する台には、角台、丸台、重打ち台、綾竹台、高台、唐組台があり、このなかで、唐組台で制作された組紐は手間のかかりすぎと難しさから現在ではほとんど販売されていない。帯締めの制作日数は手間のかかるものでも2週間ほどが通常であるが、唐組台となると2〜4ヶ月はかかり、手間も数倍以上である。平安時代からの受け継がれた唐組台での制作の技術。組紐職人でただ一人、有職糸組師として重要無形文化財保持者になった十三世深見重助氏亡き後、この技術を持つのはわずか数名である。
松山好成氏は稀有な技術を継承しているひとりで、日本伝統工芸展にて作品を発表。自ら染めた草木染めの糸を使用し、唐組台による組紐の技術の難しさと手間、素晴らしさを多くの人に伝えるべく努める。
三井ゴールデン匠賞 http://mgt.mitsuipr.com/
三井ゴールデングラブ賞 http://mgg.mitsuipr.com/mgg/index.html
三井広報委員会 http://www.mitsuipr.com/
◆「三井ゴールデン匠賞公式チャンネル」登録はこちら↓

