10月4日、自民党の埼玉県議団は県の「虐待禁止条例」の一部を改正した条例案を議会に提出しました。車や自宅に子どもが放置されて死亡する事案を防ぐために、条例案では「小学3年までの児童を住居その他の場所に残したまま外出すること・その他の放置」を児童虐待と位置づけて禁止しています。
(埼玉県 小久保憲一県議)「短時間であれ、児童の放置という危険な状態に置くことで当該児童が熱中症や事故などにあう可能性がある」
今回の条例案では、具体的にどのような状況が「虐待」にあたるとされているのでしょうか。議会での答弁によりますと…
▽子どもたちだけで公園で遊ばせる
▽子どもたちだけで登下校する
▽自宅に子どもを残してゴミ出しをする
▽高校生のきょうだいと留守番をする
(子ども=小学3年以下)
こうした項目は罰則規定は設けないものの禁止行為となります。一方で、宅配便の受け取りは該当しないとしています。
(埼玉県 小久保憲一県議)「ひとり親家庭の状況など、指摘されるところではありますが、社会慣習を条例という法規範で意識を変えて子どもたちの安全を確保していくとの思いで提案をさせていただきました」
条例改正案では、県民は「虐待」を発見したら通報しなければいけないとされていて、「保護者への精神的・経済的負担を強いる」などとして可決しないよう求める署名活動が行われ、波紋が広がっています。
埼玉から全国へと議論が広がる条例改正案。関西で子育て世代に話を聞いてみました。
(3歳の子の父親)「1人は心配なところがあるので制限するのはいいと思うんですけどね。(Q子どもを残してゴミ出しも禁止だが?)そこまでいくと親も行動しにくいのかなと思うんですけども、その間が難しいですね」
(5歳の子の母親)「いまは時短勤務だから帰ってくるのが早いですけれど、小学校になって時短勤務がなくなってしまうとどうしても遅くなって自動的に“鍵っ子”になるよね。もれなくそれで『虐待』と言われたらどうやって生きていくんだろうと」
(小学2年・年中・1歳の子の母親)「1時間くらいの時間だったら自分のこともある程度できるようになってきているので、お留守番くらいだったらという気持ちではある」
(小学2年)「(Qお留守番はできる?)できる。(Qお母さんとの約束は守れる?)うん」
条例案は、10月13日の本会議で採決される見通しです。
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